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  • 2012/08/12/Sun 16:00:30
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空に向かって7

はい、ごきげんよう、有馬菜々です。
・・またお前かよなんて言わないで下さい。いいじゃないですか、「空に向かって菜々」。
将来性のある私にピッタリのタイトルですよね。
え?それにお前、可南子さまとの接点があまり無いだろうって?
いえ、それがあるんですね。
ほら、私が薔薇の舘に初めて訪れたのはクリスマスパーティーに招待された時だったのですが、
ものすごく緊張したのを覚えています。
薔薇さまをはじめ、山百合会の幹部の方々にお会いするというのも、もちろんありました。
けれどそれ以上に、薔薇の舘という建物そのものに私は圧倒されてしまったのです。
何か独特の雰囲気があるんですよね。二階に上がるのに、ギシギシいう階段にも本能的に不安を
感じました。そしてパーティー会場である会議室では、頼りの由乃さまも何故かフォローして
下さいません・・。そんな時、さりげなく誘導して下さったのが、実は可南子さまだったのです。
おそらく薔薇の舘歴が私の次に浅く、私の不安も感覚的に覚えておられたのでしょう。おかげで
私は平常心を取り戻すことができました。
そして可南子さまは、私以外にもご友人の瞳子さまへ細やかな気配りをなされておられました。
私は、せめてもの恩返しに、可南子さまがそっとパーティーを抜けられる時に皆の注意を他に
そらして協力させていただいたのです。

ですから、高等部に入学後も廊下などでお見かけすると積極的にご挨拶させていただいてます。
部活以外でお話しできる優しい先輩は貴重なのです。
まあ、他の方より見つけやすいというのもありますけれど。
もっとも、ご本人は自身が優しいという自覚はお持ちではなかった様で、私が指摘すると
「ああ、もしかしたら妹ができたからかしら?」とおっしゃいました。私は思わず、
「え?何組の誰ですか?」と聞き返しました。するとスールではなく異母妹が去年誕生したとの事
でした。つまり可南子さまの優しさは母性を刺激されたことによるのでしょうか?
私は、その話を聞いて江利子さまの事を思いだしました。
先日、由乃お姉さまと三人でお会いする機会があったのです。由乃お姉さまをからかうのは相変わらず
でしたが、そんな時もすごく優しい表情をなされていて私はマリア様みたいと見とれました。
由乃お姉さまは気味悪がられておられましたが。

そして最近ですが、可南子さまがお見かけするたびにどんどんお綺麗になられていくのです。
立ち居振舞いが洗練され、重心の取り方が理想的というか・・すいません、私はつい剣道になぞらえて
しまいますが、いわば型が決まっているのです。

もともと目立つほうなのに、さらに魅力的になられ一年生のあいだでは話題の、憧れのお姉さまに
なられました。
仲が良い私には、紹介して欲しいと言ってくる生徒も少なくありません。
けれど、部活が終るやいそいそと帰られるその姿に、私は外部に大切な人が出来たと予想しているのです。

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